自律神経・うつ病

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自律神経の乱れの根本的な原因は

⼥性に特に起こりやすい⾃律神経の乱れ（⾃律神経失調症）症状は⼈によってさまざまですが、バランスが崩れる要因として仕事や⼈間関係のプレッシャーや過労といった精神的、⾝体的なストレスによって引き起こされるといわれています。

自律神経は全身の器官をコントロールしています。
そのため、バランスが崩れてしまうと、場所を問わずさまざまな不調が体に現れるのです。

めまいやのぼせ耳鳴り、動悸のほか、頭痛や関節痛、胃腸の不調など内外問わず症状が出てきます。

さらに忙しいからと放置をしてしまうと大きな病気につながる危険性のあるので、早めに対処をしていくことが望ましいとされています。

このように、さまざまな症状がある自律神経の不調ですが、鍼灸治療のアプローチとしては変わらず、ツボを刺激、血行を促進させ、不調の改善を図っていきます。

適切な施術箇所の選択と、施術スケジュールの設定で、やっかいな不調を改善していきましょう。

現病歴: 一年前位から何となく体調が悪いなと感じていたが体調を崩す程ではなかった。
年末に大掃除をがんばったら動悸がして、息切れが酷くなって疲れが抜けなくなった病院で睡眠薬等も処方してもらったがなかなか体調が改善しなかった。
鑑別診断: 自律神経が乱れて常に興奮状態になり眠れなくなって自己治癒能力が発揮できない状態。
常に興奮状態なので動悸がするし、ストレスにも過剰に反応するようになっている。
身体全体をみると疲労がものすごく溜まっていたので、疲れが溜まった身体を動かすので更に疲れも溜まるという悪循環になっている。
治療法: 身体の全体を触診しながらほぐして、ストレッチをして全体を緩めてから鍼灸治療をした。
鍼灸治療は興奮を抑えて、リラックス状態をなる様なツボを選び刺激していった。
１回目の施術で疲れが軽減し、２回目の施術で気持ちに余裕が出て、動悸が収まってきた。
３回目の施術で良く眠れるようになって不快な症状がなくなって体調が良くなったと本人も実感できるようになってきた。