鍼灸治療が何故、身体に良いのか?

鍼灸治療は色々な施術法があります。
その中で東洋医学の理論をベースにした鍼灸治療があります。

その東洋医学の中での考え方で『補(ほ)』と『瀉(しゃ)』と言う考えがあります。
『補』は足りない部分を補う
『瀉』は余分な部分を取り除く
と言う意味です。

例えば、下痢をしている時に胃腸の動きを活性化してしまうと下痢がひどくなってしまいます。
下痢をした時には、胃腸の動きを抑えるようにする事が重要です。
反対に便秘の時には、胃腸の動きを活性化すれば状態は整います。

腰痛といっても、運動し過ぎでなった腰痛と、運動不足でなった腰痛は対処も変わってきます。

状態によって、足りない部分を補うのか?余分な部分を取り除くか?
を見極めて鍼灸治療をすれば、正常な体調になって不調が整っていきます。

物凄い大雑把な説明だと
鍼治療は『瀉』に使う事が多い
灸治療は『補』に使う事が多い
です。
※施術方法によっては、鍼治療で『補』の役割もできますし、灸治療でも『瀉』の役割もできます。

この様な考えで鍼灸治療をするので、身体の中に足りない部分が多い所、余分な部分が多い所を整える為に全身に鍼灸治療をする必要があるんです。

鍼灸師の先生は、いつも同じように施術をしているかもしれませんが、患者さんの状態によって、鍼を細くしたり太くしたり、浅く刺したり深く刺したりして細かく刺激量を調整して施術しているんです。
その為、同じような施術を受けたと思っても、施術した後の感覚は毎回変わったりします。