ニュースで話題の『関節リウマチ』に鍼灸師として一言!

最近のニュースで、高市氏の「関節リウマチ」に関する話題が注目されました。
これをご覧になって、「リウマチって一度なったら治らないのでは?」「薬を飲み続けるしかないの?」と不安や疑問を感じた方も多いのではないでしょうか。
実は、関節リウマチをはじめとする「自己免疫疾患」のケアにおいて、鍼灸治療が大きな役割を果たせることはあまり知られていません。
今回は、なぜ鍼灸がリウマチに効果的なのか、その鍵を握る「自律神経」の仕組みから解説します。
自己免疫疾患は、身体の「防衛軍」のパニック状態?
関節リウマチは、本来ならウイルスなどの外敵を攻撃するはずの「免疫」が、誤って自分の身体(関節など)を攻撃してしまう病気です。
なぜ、そんな誤作動が起きるのでしょうか?
その大きな原因の一つが、自律神経の乱れです。
「休めない身体」が免疫を狂わせる
自律神経には、アクセルの役割をする「交感神経」と、ブレーキの役割をする「副交感神経」の2つがあります。
昼間: 交感神経が優位になり、活発に動く
夜間: 副交感神経が優位になり、ぐっすり眠って身体を修復する
自己免疫疾患に悩む方の多くは、この切り替えがうまくいかず、常に「アクセル全開(交感神経優位)」の状態になっています。
身体がリラックスできず、修復する時間が失われることで、免疫システムが疲弊してパニックを起こし、自分自身を攻撃し始めてしまうのです。
呼吸と胃腸、そして自律神経の「負のスパイラル」
当院が特に注目しているのは、自律神経と密接に関わる『呼吸』と『胃腸の動き』です。
浅く速い呼吸: ストレスや緊張で呼吸が浅くなると、脳は「今はピンチだ!」と判断し、さらに交感神経を高めてしまいます。
胃腸の働きの低下: 胃腸は副交感神経が優位な時に動きやすくなります。食べ過ぎやストレスで胃腸が疲れると、それが刺激となって自律神経をさらに乱します。
リウマチなどの不調を抱える方は、この
『呼吸の乱れ ↔ 自律神経の乱れ 』
『胃腸の不調 ↔自律神経の乱れ』
という負のスパイラルに陥っているケースが非常に多いのです。
鍼灸治療で「自分の身体を整える」という選択肢
お薬による対処で痛みを抑えるために大切です。しかし、それと同時に「なぜ免疫が暴走しているのか?」という根本的な原因を見つめなおしてみてはいかがでしょうか?
鍼灸治療には、以下のような力があります。
自律神経を整える リラックス状態にして副交感神経を優位に導きます。
睡眠の質を上げる 深い眠りが手に入ることで、身体の修復機能(免疫の正常化)が働きやすくなります。
内臓機能を高める 胃腸の動きが高まれば、免疫機能も向上する
「病気だから一生付き合っていくしかない」と諦める前に、まずはご自身の身体を「正常に働ける状態」に戻してあげませんか?
薬で抑えるだけでなく、あなた自身が持つ「免疫力を正しく働かせる力」を鍼灸で引き出してみてはいかがでしょうか?。
関節の痛みや身体の強張りでお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。
