足の冷えは万病の元! これからの時期、足の冷えには気をつけましょう!

鍼灸治療をしていて患者さんにアドバイスをしていますが、
『足を冷やしちゃダメ!』
と言う事をしっかり説明しています。
まず基本概念として日本人は筋肉が少なので、海外の人に比べて体温が低いです。
それなのに必要以上に肌を出していれば、身体が冷えて色々な不調を生んでしまいます
上半身の冷えは感じやすいのでしっかり防寒していますが下半身は鈍いの冷えている事に気が付きにくいです。
その為、自分では冷えていないと思っていても、実は足が冷えている事は良くあります。
鍼灸治療の前に足を触って冷えているのを実感してもらう事もあります。
栄養となる血液が全身に回れば体調が良くなりますが、
身体の一部分が冷えて一部は血流が良すぎる、一部は血流が悪いとなると体調を崩す原因になります。
足が冷えると起こる不調としては
不眠
頭痛
眼精疲労
腰痛
胃腸の動きの低下
生理痛が酷くなる
自律神経の乱れ
などがあります。
言い方を変えれば、足を温めれば、上記の不調がなくなる可能性があります。
当院では鍼灸治療中にホットパックで足を温めて、足の裏にお灸をして下半身をしっかり温めます。
足が温かくなれば、睡眠の質も向上し、自己治癒能力がしっかり働く様になるので、色々な不調を自分で整えられる様になります。
これからの時期、温かくなるので、薄着になる事も多いと思います。
そんな時でも足が冷えないようにしてください。
意外な所に身体の不調の原因は隠れている事も多いですよ!