不登校の原因は冷え?

当院は睡眠の質を改善する事に力をいれて鍼灸治療をしているので、うつ棒、睡眠障害、不眠症の患者さんが多く来院してします。
鬱病や不眠症だけでなく不登校、や胃腸の調子の低下、朝起きれないといった子供の患者さんも多く来院しています。
子供の患者さんをみてみると、ほぼ全員の患者さんの身体がビックリする位、冷えています。
身体が冷えていれば自律神経の乱れ、胃腸の調子の低下、睡眠の質が低下などなど身体にの不調の出やすくなります。
身体がしっかり成長して体力がある大人だったらある程度は負担に耐えられますが、
身体が成長しきる前の体力のない子供の身体が冷えれば大人が思っている以上に負担になってしまいます。
冷えの対処の為に
①体操服、ジャージは家に帰ったら脱ぐ!
②インナーは化学繊維のモノではなく、綿素材にする!
③踝靴下の様な短い靴下は履かない!
④冷たい飲み物ばかり飲まない!
この4つのアドバイスをしています。
①体操服やジャージは運動する時に着るモノです。
その服装を身体が動かさない時に着ていれば、身体が知らず知らずの内に冷えてしまいます。
②インナーは化学繊維のモノではなく綿素材にする
1番目の事に関連しますが、科学繊維のインナーは通気性が良いものが多く身体が冷えやすいので暑くなる時以外は着ない方は良いです。
綿素材は適度に体温を保ち、肌さわりも良いのでリラックスしやすく体温もしっかり保温しやすいです
③踝靴下の様な短い靴下は履かない!
足の1番冷やしたくないポイントは踝のチョット上辺りです。ココが冷えると足だけでなく、身体全体が冷えてしまいます。
また足首が冷えると自律神経を乱しやすくなり、不眠や胃腸の調子の低下を招きやすくなります。
④冷たい飲み物ばかり飲まない!
身体を動かした後や夏に外に出た時になら冷たい飲み物を飲むべきですが、身体を動かさない、冷房の中にずっといる時に冷たい飲み物を飲めば身体の中から身体を冷やしてしまいます。
上記のアドバイスを守ってもらって鍼灸治療で自律神経を整えていけば、成長の子供は大人よりも速いペースで体調が整っていきます。
鍼灸治療をしているとリラックスできるせいか、子供の患者さんも寝てしまう事が多いです。
コロナ禍以降、外で身体を動かす機会が減っている。
猛暑で外に出れなくて家にずっといる
など昭和の頃に比べると子供の活動量はビックリするくらい減っています。
活動量が減れば代謝も下がって体温も上がりません。
体温が上がらない状態なのに昔ながらの活動的な子供の服装をしていれば身体は冷えて当然です!
『子供は風の子』
なんて言って半袖、短パンでいる事も免疫力を鍛える為に必要ではあります。
でも時代が令和になった今、その考えには対応できない子供も増えてきました。
不調が気になるお子さんがいたら、まず服装を見直してみてください。
チョットして不調なら冷えの対処だけでも良くなる可能性がありますよ!
それでも体調が整わなければ、早めの鍼灸治療をおススメ致します